研究に関するお知らせ

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病理病期Ⅰ期の原発性肺癌切除症例における空洞形成の臨床病理学的意義について
〜患者様の情報の研究利用についてのお知らせ〜

原発性肺癌は本邦における死因の第1位であり、日本国民の健康福祉の向上のために治療成績の向上が求められています。原発性肺癌の治療には外科治療、抗癌化学療法、分子標的療法、放射線療法がありますが、根治のためには外科治療が必須です。外科治療の成績の更なる向上のためには、さらなる臨床研究により、予後を規定する因子を検索する必要があります。本邦における病理病期I期の原発性肺癌切除例は、1994年:51.5%、2004年:68.5%と増加しています。肺腫瘍における空洞形成は感染症、膿瘍、悪性腫瘍(特に扁平上皮癌)に認められています。空洞形成は肺扁平上皮癌だけでなく、腺癌においても予後不良因子であることが報告されていますが、病理病期Ⅰ期の原発性肺癌における臨床病理学的意義は明らかとなっていません。本研究の目的は病理病期I期の原発性肺癌切除例における空洞形成の臨床病理学的意義を明らかにすることです。

近畿大学医学部外科学教室 呼吸器外科部門において、2007年1月1日から2015年12月31日の間に原発性肺癌に対する根治目的で手術を行った患者さんのうち、空洞形成と臨床病理学的特徴の関連を解析(年齢、性別、喫煙歴、腫瘍マーカー、術前画像所見(CT, FDG-PET)、術前肺機能、手術術式、組織型、臨床・病理病期、術後補助化学療法の有無、全生存期間の臨床データを空洞形成の有無で2群に分けて比較)することを目的としています。この結果は今後の肺癌診療の発展に貢献すると考えています。

<プライバシーの保護に関して>

研究において利用させていただく診療情報は、すべて日常の診療業務の中から生み出されたものであり、研究自体を目的として収集されたデータではありません。すべてのデータは、患者の皆様個人を直接特定できない匿名化情報として収集された上、厳格に保護されます。この研究課題は、近畿大学医学部倫理委員会による審査・承認をうけ、医学部長による実施の許可を得たものです。もしこの研究についてのご質問等がおありの場合は、研究責任者までいつでもご質問ください。また、御自身の情報を本研究に利用することについて、ご了承いただけない場合には、以下の研究責任者に御連絡ください。その場合においても、皆様の病院サービスご利用について不利益が生じることは、全くございませんのでご安心ください。

<当院における責任者、問い合わせ先>

近畿大学医学部外科学教室 呼吸器外科部門 富沢健二
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL: 072-366-0221(内線3111)
FAX: 072-368-3382

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