研究に関するお知らせ

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慢性透析中の原発性肺癌切除症例を対象とした術後致死的合併症の後方視的研究

~患者様の情報の研究利用についてのお知らせ~

<本研究について>

原発性肺癌は本邦における死因の第1位であり、日本国民の健康福祉の向上のために治療成績の向上が求められています。原発性肺癌の治療には外科治療、抗癌化学療法、分子標的療法、放射線療法がありますが、根治のためには外科治療が必須です。治療を受ける患者様には個々の身体状況から様々な併存疾患が認められます。併存疾患に対する理解と危険性を熟知することは外科治療の成績の更なる向上につながります。日本における慢性血液透析患者は増加していて(2014年には24万人)、悪性腫瘍の発生リスクが高いことが報告されています。慢性血液透析中の患者さまへの肺切除は、心肺機能を劇的に変化させ、高い術後合併症率が報告されています。しかしながら、合併症の程度はさまざまで、軽症のものから致死的なものまであります。致死的合併症と臨床病理学的因子との関連は不明です。本研究の目的は慢性血液透析中の原発性肺癌切除例における術後致死的合併症と臨床病理学的因子の関連を明らかにすることです。近畿大学医学部外科学教室 呼吸器外科部門において、2004年1月1日から2016年12月31日の間に原発性肺癌に対して手術を行った慢性血液透析中の患者さん21例の臨床病理学的因子(年齢、性別、喫煙歴、腫瘍マーカー、術前画像所見、術前肺機能、手術術式、周術期血液透析データ、組織型、臨床・病理病期、術後補助化学療法の有無、全生存期間)を診療録から取得し、解析します。この結果は今後の肺癌診療の発展に貢献すると考えています。

<プライバシーの保護に関して>

研究において利用させていただく診療情報は、すべて日常の診療業務の中から生み出されたものであり、研究自体を目的として収集されたデータではありません。本学単独研究であり、取得した情報は本学のみで用いられます。すべてのデータは、患者の皆様個人を直接特定できない匿名化情報として収集された上、厳格に保護されます。この研究課題は、近畿大学医学部倫理委員会による審査・承認をうけ、医学部長による実施の許可を得たものです。もしこの研究についてのご質問等がおありの場合は、研究責任者までいつでもご質問ください。また、御自身の情報を本研究に利用することについて、ご了承いただけない場合には、以下の研究責任者に御連絡ください。その場合においても、皆様の病院サービスご利用について不利益が生じることは、全くございませんのでご安心ください。

近畿大学医学部外科学教室 呼吸器外科部門 富沢健二
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL: 072-366-0221(内線3111)
FAX: 072-368-3382

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