研究に関するお知らせ

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異時性両側乳癌の第2癌におけるER非依存性増殖経路関連タンパクに関する後ろ向き観察研究 ~患者様の情報の研究利用についてのお知らせ~

1、研究の対象

近畿大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科で手術を受けられた患者さまのうち、2000年1月~2017年12月の間に異時性両側乳癌の第2癌の手術を受け、エストロゲン受容体陽性と診断された方。

2、研究目的・方法

この研究は、一度乳癌を経験された患者さまの反対側の乳房に発症した乳癌(異時性両側乳癌)に関する研究です。最初の癌の術後ホルモン療法の影響を受けた対側の乳癌は、その治療終了後から経た期間によって病態が異なる可能性があります。この病態を明らかにすることで、より効果的な治療指針をつくることを目指します。癌の病理標本を免疫染色し、癌の増殖経路に関わるタンパク質の発現を調べます。診療記録(カルテ)の中から、各診療情報を記録し、得られた免疫染色の情報とともに解析します。研究期間は近畿大学医学部倫理委員会の承認後2年間です。

3、研究に用いる試料・情報の種類

すでに診断・治療のために使用された残余検体(病理標本)を用いて研究を行います。 また、各診療情報(発症年齢・術式・病期・検体の病理組織学的所見、補助療法の期間等)を用いて解析します。

4、個人情報の扱い

利用する情報から個人を特定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も個人を特定できる個人情報は利用しません。

5、お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

研究機関:近畿大学医学部外科学教室 乳腺内分泌外科部門
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL:072-366-0221

研究責任者:菰池佳史(内線5682)   研究分担者:金泉博文(内線5465)

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