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小児外科肝芽腫

肝芽腫

お子さんの肝臓にできるがんには肝芽腫と呼ばれるものと成人型肝癌などがあります。肝芽腫はお子さんの肝臓にできるがんでは最も頻度が高く、また小児固形腫瘍全体でみても神経芽腫、腎芽腫に次いで多いとされています。日本では年間に約30例が発生しているといわれています。ほとんどは幼児期以下の小さいお子さんに発生しますが、時に年長児でも発生します。

症状はおなかに硬い腫瘤を触れることが多く、画像診断などで肝芽腫を疑っていきます。他の症状がない場合が多く腫瘤がかなり大きくなってから気付かれる場合もあります。

治療は手術とお薬での治療(化学療法)の組み合わせで行います。最近は手術前に化学療法をして腫瘍の縮小を待って手術をすることもなされています。手術は肝切除術といい腫瘍を含めて肝臓を一部切り取ります。手術で摘出できたときはもちろんですが腫瘍がとりきれない場合にも化学療法による治療が必須となります。

以前は化学療法は無効とされてきましたが近年は効果的な化学療法が開発され治療に用いられています。しかし手術的に治療が不可能で化学療法による治療効果も得られないお子さんで遠隔転移(他の臓器に転移すること)のない場合は、近年は肝移植もなされるようになっています。

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