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小児外科臍ヘルニア

臍ヘルニア

おへそが飛び出ている状態を俗に「でべそ」といいます。「でべそ」には臍ヘルニアと呼ばれるものと臍突出症と呼ばれるものに分けられます。

臍ヘルニアというのは、生まれて間もない時期はまだおへその真下の筋肉が完全に閉じられていない状態のために、いきんだり泣いたりしておなかに力がかかると腸管などがおへその部分に飛び出してふくれるものをいいます。一般に柔らかく押すとグジュグジュと中に収まっていきますが、赤ちゃんのおなかに力が加わるとすぐにまたふくらんでいきます。

生後3ヶ月くらいまで大きくなることが多いのですが、おなかの筋肉が発達する1際頃から2歳までには自然に治ることが多い(9割以上)とされています。しかし2歳を過ぎても膨らんでいる場合には手術が必要になることがあります。またおへそが飛び出た状態のままでヘルニアが直った場合も美容的な意味で手術をする場合があります。

また非常に稀ですが臍ヘルニアも、嵌頓といって飛び出た腸管がおへその根本で絞められて腸管が傷んだり破れる状態になることがあります。おへその飛び出しが突然急に硬くなり、同時に痛がったり機嫌が悪くなる事があれば速やかに小児外科に受診下さい。

臍突出症というのは、臍帯(へその緒)が切断された後に通常は陥凹するのですが逆に突出している状態をいいます。これは臍ヘルニアと異なりおへその下の筋肉は閉じられているのですが、皮膚の下の瘢痕組織と呼ばれる硬い組織が盛り上がっているための状態です。お腹の中から腸管が飛び出す事はありませんので膨らんだりへこんだりといった事はありません。おへその形によっては手術することもありますが、臍ヘルニアと異なり美容的な意味での手術となります。

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