一般の方へ 診療案内

ホームへ戻る

小児外科先天性消化管閉鎖症

先天性十二指腸閉鎖症・先天性小腸閉鎖症

生まれつき小腸の一部が途切れている病気です。途切れている部位により十二指腸閉鎖、空腸閉鎖、回腸閉鎖があります。生まれて早い時期に手術を必要とする病気の代表的なものです。十二指腸閉鎖ではダウン症、心疾患、ほかの消化管奇形などの合併がみられることがあります。

閉鎖のタイプには膜様型、索状型、離断型、多発型などがあります(図参照)。症状は、ミルクや消化液が閉鎖部の手前に貯まるためお腹が膨れて吐くようになります。そのままでは脱水状態となってしまいます。また腸に穴が開いてしまうこともあります。緊急に治療が必要です。

治療は、鼻から胃へとチューブを入れて貯まった腸内容をできるだけ吸引し、さらに点滴で脱水や電解質異常の補正を行い、状態をよくした上で手術を行います。手術は閉鎖部を切除するなどして腸管をつなぎます。十二指腸閉鎖ではダイアモンド吻合といって、十二指腸に出てくる総胆管を傷つけないようにする手術方法をとる場合があります。

合併奇形がなければ予後は良好ですが、多発型などで使える腸管が短い場合には高カロリー輸液が長期間必要となる場合があります。

このページの最上部へ戻る