研究に関するお知らせ

ホームへ戻る

膵癌術前化学放射線療法についての研究に関するお知らせ

研究課題名

Borderline resectable (切除境界)膵癌に対する術前治療としてのGemcitabine+S-1(GS)化学放射線療法第I/II相臨床試験 (Prep-03, NS014-1)

対象

Borderline resectable膵癌と診断された初回治療例で、肉眼的癌遺残のない切除(R0.R1)が可能と判断され本試験に同意された患者さま

目的

この試験の目的は、Borderline resectable膵癌を対象とし、術前化学療法としてのゲムシタビンとティーエスワン(GS)を併用する放射線治療法の有効性と安全性を検討するものです。

方法

術前化学放射線療法としてGS併用放射線療法を行い、画像評価を実施した後、外科的切除を行います。ゲムシタビンは週に1回点滴投与、2週投与1週休薬、TS-1は1日2回に分けて5日間連続投与2日休薬/週、経口投与行います。放射線療法は1日1回2Gy、週末を除く連続25日間に合計50Gyを照射します。

個人情報の取り扱い

すべてのデータは、患者さま個人を直接特定できない匿名化情報として収集された上、厳格に保護されます。また、本研究の発表・報告に際して、検体提供者の氏名をはじめとする個人を特定するような情報は一切公表されません。

研究代表者

海野 倫明 東北大学 消化器外科

参加施設

近畿大学、東北大学、他全国7施設

当院における責任者、問い合わせ先

亀井 敬子 近畿大学医学部外科 肝胆膵部門
松本 逸平 近畿大学医学部外科 肝胆膵部門
Tel 072-366-0221(内線3111)

このページの最上部へ戻る