研究に関するお知らせ

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75歳以上の乳癌を対象とした予後因子の検討についてのお知らせ

1、研究の対象

対象は近畿大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科で2003年1月~2017年12月の間に乳癌の手術もしくは薬物治療を受けられた75歳以上の方です。

2、研究目的・方法

75歳以上を対象とした大規模試験は少なく、乳癌の標準治療は確立していません。個々の身体機能の状況や併存疾患を考慮し、縮小した治療を行うことがありますが、治療の効果を予測する手段がなく、過剰・過少診療となってしまう可能性があります。この研究は過去の診療記録から身体機能や併存疾患の有無を調査し、各治療法における効果や合併症、副作用の発生率の違いを調べ、生命予後や生活に利益もしくは不利益となる因子を発見することを目的とします。研究期間は近畿大学医学部倫理委員会の承認後2年間です。

3、研究に用いる情報の種類

過去の診療情報(発症年齢、身長、体重、併存疾患、術式、薬物治療の経過、診療記録)や、すでに診断・治療のために行われた検査の情報(血液検査、呼吸機能検査、心電図検査、マンモグラフィー、超音波検査、CT検査、MRI検査、手術検体の病理組織学的所見)を用います。

4、個人情報の扱い

利用する情報から個人を特定できる個人情報は削除します。研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も個人を特定できる個人情報は利用しません。また、本学単独研究であり、取得した情報の二次利用や他施設への提供は行いません。

5、お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、これらの情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
研究機関:近畿大学医学部外科学教室 乳腺内分泌外科部門
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL:072-366-0221

研究責任者:菰池佳史(内線5682)/ 研究分担者:金泉博文(内線5465)

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