研究に関するお知らせ

ホームへ戻る

食道癌手術後の異時性胃癌に対する全国実態調査について

研究(調査)の目的と概略

食道癌の手術では、食道を切除したあとに胃を持ち上げて再建することが一般的です。近年、手術後の胃に胃癌が見つかることが増えていますが、全国的な調査は行われておらず、治療法や治療成績などの実際はよくわかっていません。
食道癌の診療で中心的な役割を果たしている全国の施設からデータを集積して、解析することにより、食道癌手術後の胃癌に対する治療成績の向上を図ります。

研究(調査)の方法

日本食道学会の食道外科専門医認定施設 において、食道癌手術後に胃癌の診断を受けた患者さんの診療録を調査します。手術から胃癌診断までの期間や診断法、治療法、治療成績などを調べます。研究事務局においてデータを集積し、本邦における食道癌手術後胃癌の診療の実際を明らかにします。

研究(調査)の参加施設

日本食道学会食道外科専門医認定施設

調査対象期間

2001年 1月 1日~ 2015年 12月 31日

調査の対象となる患者さんへ

上記期間に、食道癌手術後の胃癌の診断を受けた患者さんが対象になります。診療記録から得られたデータ(治療前情報:年齢、性別など、治療情報:治療内容、病理診断など、治療後情報:転帰、再発の有無など)を集めて解析します。患者さんのデータは、個人が特定できないよう匿名化して管理し、個人情報を保護します。集めた情報は、近畿大学医学部倫理委員会における審査を受け承認を得られた場合においてのみ、二次利用する可能性があります。

この調査への協力は任意です。

この調査に協力するかどうかは、患者さんの自由な意志で決まります。調査へのご協力の如何にかかわらず、利益や不利益が及ぶことはありません。データの使用をお断りになる場合には本研究の対象から除外しますので、下記お問い合わせ先にご遠慮なくお申し出ください。

お問い合わせ先

当院の問い合わせ先は
近畿大学医学部 外科学 上部消化管部門
安田卓司(外科学 教授)
TEL:072-366-0221 受付時間:9:00~17:00 (祝祭土日・年末年始、創立記念日11/5は除く)

この研究は、食道学会研究推進委員会が研究事務局を担当しています。
研究責任者:藤 也寸志(九州がんセンター 消化管外科)
特定非営利活動法人日本食道学会 事務局
〒130-0012 東京都墨田区太平2-3-13 廣瀬ビルディング4階
TEL:03-6456-1339
FAX:03-6658-4233
E-mail:office@esophagus.jp

このページの最上部へ戻る