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大腸・小腸良性疾患

炎症性腸疾患(IBD: Inflammatory Bowel Disease)などの外科治療

大腸の病気で増加しているのは癌だけではありません。近年は潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患も増加しています。これらは主に若年者に起こる難治性、反復性の腸炎で基本的には内科的治療を行いますが、腸管の狭窄(狭くなる)、穿孔(穴があく)が起こった場合に外科手術が必要になります。さらに当科では潰瘍性大腸炎に対して腹腔鏡下で大腸全摘・回腸嚢肛門吻合術を行っています。炎症性腸疾患の手術においてはとりわけ機能温存が重要ですが、消化器内科と協同し患者さんの社会復帰に努めています。そのほかにも結腸憩室症、難治性放射線性腸炎、難治性腸瘻、大腸憩室症などに対しても安全で確実な手術を行うことにより多くの患者さんが社会復帰されています。

肛門疾患の治療

代表的な肛門疾患は内痔核・外痔核・痔瘻・裂肛ですが、われわれはそれらに対する根治手術はもちろん、外来での内痔核に対するゴム輪結紮術、痔ろうに対するゴム通し(Seton)法、慢性裂肛に対する内括約筋側方切開術なども行っています。大腸・肛門に関する疾患は幅広く扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

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