一般の方へ 診療案内

ホームへ戻る

食道癌について

食道癌の特徴

食道癌は60-70歳代の男性に多く、組織型は90%が扁平上皮癌で、他の癌に比べて発育速度が速いとされています。進行すると食道周囲に広がっていき、気管、気管支、大動脈、心臓などの食道に隣接する重要臓器を巻き込みます。さらに食道はリンパ流が豊富で容易にリンパ節に癌が入り込みます(リンパ節転移)。粘膜癌では1-2%しかリンパ節転移は認めませんが、粘膜下層癌となると40%程度にリンパ節転移が認められ、リンパ節転移も対象とした治療が必要となります。また発癌危険因子として喫煙と飲酒が重要で、特に飲酒後お顔が紅潮される方の喫煙はより危険度が高いとされています。

食道癌の症状

早期のものの多くは無症状で、健診の内視鏡検査などで発見されることが多いです。
進行すると食事がつかえる、体重が減る、胸の痛みや声がかすれるといった症状が現れます。

このページの最上部へ戻る