近畿大学病院外科で肺がんに対する治療を受けられた患者様・ご家族の皆様へ 「肺がん患者における術前がん悪液質の存在と嚥下筋・全身性骨格筋量および長期予後との関連 -後方視的観察研究-」
近畿大学病院(リハビリテーション科)
1.0版 2026年3月13日
近畿大学病院外科で肺がんに対する治療を受けられた患者様・ご家族の皆様へ
近畿大学病院リハビリテーション科(以下、当科)では、「肺がん患者における術前がん悪液質の存在と嚥下筋・全身性骨格筋量および長期予後との関連 -後方視的観察研究-」という臨床研究を行っています。そのため、当科で肺がんに対する治療を受けられた患者様の診療情報を使用させていただきますので、以下の内容を確認してください。なお、この研究は、近畿大学医学部倫理委員会(https://www.med.kindai.ac.jp/rinri/index.html)で審査・承認を受け、医学部長による実施の許可を受けて行われます。
- 情報の利用目的及び利用方法
この研究では、PETおよび胸部CT画像で評価した飲み込みの筋肉である嚥下筋群と全身の骨格筋量の指標である脊柱起立筋が、がん細胞に伴う代謝や炎症反応によって生じる悪液質によって筋肉の弱化を引き起こすか否かおよび術後生命予後との関連性について調べることを主な目的としています。そのため、当科で肺がんに対する治療を受けられた患者様のうち、①2017年1月~2025年12月までに近畿大学病院外科において、肺癌に対して肺葉切除術を受けた40歳以上の患者、②術前歩行が自立していた患者、③術前PET-CTまたは術前胸部CTおよび術後1年時点の胸部CT画像が撮影されている患者を選択基準とし、①画像アーティファクト等により骨格筋量(嚥下筋および脊柱起立筋)の測定が困難な患者、②術後1年以内に死亡した患者、または術後1年時点でCT評価が行われていない患者、③悪液質評価に必要な術前血液検査データが欠如している患者、④頭頸部領域の手術歴または頸部放射線治療歴を有する患者、⑤骨格筋量や嚥下機能に影響を及ぼす可能性のある神経筋疾患または脳血管疾患の既往を有する患者、⑥対象者から情報提供を拒否する申し出があった場合を除外基準としこれらの対象基準を満たした方を対象として、診療情報のみを研究に利用します。利用する情報は、患者様個人が特定されないようにした上で、個人情報に関しては、厳重に管理します。なお、それらの情報を他の機関へ提供することはありません。本研究で取得した情報を将来新たな研究に使用する場合は、研究計画書を作成し、倫理委員会の審査を受け、病院ホームページなどで当該研究にて公開します。
- 利用する情報の項目
- 患者基本情報
年齢(生年月)、性別、身長、体重、バイタルサイン、PS、既往歴・アレルギーの有無及び内容
- 疾患情報
診断名・診断日(年月日)・臨床病期・転帰・治療内容・手術内容および術後経過・副作用の内容およびグレード、
- 臨床検査
血液学的検査、血液生化学的検査、血液凝固検査、腫瘍マーカー、病理学的検査
- 画像検査
胸部単純X線検査、生理学的検査、心エコー、胸部CT検査(単純及び造影)、PET-CT検査
なお、当該情報は、診療録から取得します。
- 利用を開始する予定日
医学部長による実施許可日(2026年4月7日)
- 利用する者の範囲
本研究に参加する当科の医師等
東本 有司 リハビリテーション医学 臨床教授(研究責任者)
野口 雅矢 リハビリテーション部 理学療法士
津谷 康大 外科学 主任教授
氏家 秀樹 外科学 准教授
武本 智樹 外科学 准教授
- 情報の管理について責任を有するものの名称
近畿大学医学部
- 研究対象者等の求めに応じて、研究対象者が識別される情報の利用を停止する旨
この研究では、患者様・ご家族様の診療情報が利用されることに同意できず、拒否されたい場合に、下記の方法により、いつでもその利用を停止することが可能です。また、利用の停止を受け付けた場合でも、その後の診療において一切の不利益を受けることはありません。ただし、利用開始日より2年間が経過した時点以降にお申し出いただいても利用を停止することはできませんので、ご了承ください。
- ⑥の研究対象者等の求めを受け付ける方法
下記までご連絡ください。なお、この研究に関するすべてのお問い合わせも下記で受け付けます。
[お問い合わせ先]
近畿大学病院(リハビリテーション部) (野口 雅矢)
電話:072-288-7222(内線:5048) FAX:072-298-1500

