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乳腺・内分泌乳腺の外科治療

乳房温存手術 乳がんと乳がん周囲の正常組織を切除しますが、乳頭と乳房の形をそのまま残す方法です。ただし、切除部位の陥没や多少の変形は残ることがあります。
胸筋温存手術 手術で、乳頭・乳輪を含めて乳腺のすべてを切除する方法です。したがって、乳房の形は消失します。

乳がんの手術は、大きく分けて乳房温存手術と乳房切除術の2つがあります。平成21年に近畿大学外科乳腺グループで乳がん手術を受けられた患者さんは約250人です。そのうち70%の患者さんは、しこりは摘出するが乳房を残す手術(乳房温存手術)を受けておられます。

乳房の整容性を損なうことなく、確実に乳がんを摘出することが乳房温存手術の最大の目的です。現在、しこりの大きさが3 cmまでの乳がんは上記の目的が達成可能と考えられています。しかしながら、しこりの大きさが3 cmを越えるような乳がんに罹っておられる患者さんのなかに、強く乳房を温存することを希望される方がおられます。乳がんは抗がん剤およびホルモン剤による治療が有効ながんです。そこで乳房温存手術の適応外の方で強く乳房温存を望まれる患者さんには、手術前に約3ヶ月間にわたり抗がん剤およびホルモン剤、あるいは抗がん剤単独で乳がん治療を行います (術前化学療法) 。このような治療で約60-70%の患者さんでしこりが3cm以下まで縮小し、その結果乳房温存手術が可能となります。

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