医療関係者の方へ 診療科案内

ホームへ戻る

食道・胃・十二指腸

Welcome, young surgeons!
Work together!
Study together!
Progress together!

食道癌、胃癌に対する外科治療を含む総合的な治療を学びたいと思っている外科医のあなた・・!、もう少しレベルアップしたいと考えている外科医のあなた・・・!

私達と一緒に食道癌、胃癌に対する治療を極めてみませんか?

近年、様々な診断および治療modalityの進歩に伴い、治療のoptionは大きく多様化し、施設毎に関係診療科で構成されたcancer boardで治療方針は決定され、進行癌では集学的に治療が行われることが多くなっています。しかし、外科治療が補助的になったのではなく、逆に外科治療の適応を判断する上でこれまで以上に最先端の癌治療に関する幅広い知識が求められ、手術に際してはより高度のレベルの質が求められるようになっています。当科では、豊富な症例を基に、各診療科との自由な意見交換と速やかな連携の中で自らの知識と経験を豊かにし、実際に食道癌、胃癌の患者さんの化学療法や化学放射線療法に携わり、ほぼ毎日の様に手術に入って目と身体でそのskill upを目指ことを目標にしています。
私達はいつでも大歓迎です。‘癌を制圧したい’、‘外科skillを磨きたい’という熱いheartと患者さんの痛みのわかる優しいheartを持っていればどなたでもOKです。
「熱いheartと優しいheartは持っているけど、その間の生活の保障が不安で・・・」というあなた。志を同じくする方には生活面は医局をあげてバックアップしますし、期間によっては助教の身分を保障します。一度、当科までご相談ください。

では、実際我々がどんな治療を行っているかその現状を御紹介します。私達の施設は、地域および患者さんの信頼と期待に応えるべく、全てのStageの初回治療症例は勿論のこと、再発例や他院治療後の困難症例に至るまであらゆる症例に対応するよう治療に取り組んでいます。
まずは食道癌ですが、昨年度当科で治療した食道癌総数は185例で、切除再建例は73例、その他の外科治療(bypass術や他院術後再建例、再発切除など)は12例、外科治療以外の初回治療例(根治的CRTや食道stentなど)は62例で、再発治療例は28例です。我々の特徴の一つは、頸胸境界部の症例が多いことです。当科の塩?が喉頭温存術式を開発し、私が改良を加えて“声を残して癌を治す”という限界に挑戦しているからと思われます。また、積極的に術前治療を行っていることも特徴で、半数近い手術例は何らかの治療後の症例です。LN転移を有するStageII/III症例には以前から術前化学療法(FAP)を施行し、T4を疑う局所進行例に対しては術前CRTを行いdownstagingを図って根治切除を目指しています。その他、FDG-PETを用いた治療方針の決定や治療効果判定、更には癌ワクチン治療も進めています。手術は小開胸胸腔鏡補助下食道切除+HALS胃管再建を基本として行っています。とにかくどんな症例に対しても少しでも可能性があれば積極的に手術を行い、リスクを乗り越えてcureを目指すよう取り組んでいます。
胃癌に関しては、のべ手術件数は159例で、開腹手術65例(胃全摘30例、幽門側胃切除21例、残胃癌手術3例、bypass術7例等)で、腹腔鏡手術95例(胃全摘5例、幽門側胃切除38例、噴門側胃切除6例、幽門輪温存手術2例、胃部分切除10例、診断腹腔鏡32例等)です。進行癌が多いのが当科の特徴ですが、年々腹腔鏡手術の比率も増加し、少しずつ適応拡大しているのが現状です。更に、腹膜播種の制御が当科の胃癌治療における大きな目標で、診断腹腔鏡による漿膜浸潤、腹膜播種および腹腔洗浄液の診断に積極的に行い、陽性と診断された症例に対しては術前化学療法を行うという臨床試験で成績向上を図っています。特に腹腔内化学療法を全身化学療法に加えている点が特徴で、胃癌に関してもあきらめず、可能性を求めて積極的に治療を行っています。

このような治療の多様化に対応してベストの治療を提供するために、我々のcancer boardは、毎週月曜日の夕方17時より開催され、外科医、腫瘍放射線科医、消化器内科医、腫瘍内科医が集まり、食道癌・胃癌の治療方針を自由な意見・情報交換の基に検討して治療方針を決定しています。そこではESDの適応から外科治療、化学放射線療法、化学療法に至るまであらゆる可能性が模索され、密な治療連携の基に責任診療科が直ちに治療に入ることになっています。そして水曜日には翌週の手術症例の検討を行っています。ここでは、主治医には正確な病状把握と詳細な外科的画像読影に基づいた術式や治療方針のpresentationが求められます。自由な意見交換のもと十分な時間をかけて治療方針や手術戦略が検討、決定されますが、手術の成否はここで決まるといっても過言ではありません。

このような私達のグループですが、最大の自慢はドクター間は勿論のこと看護師も含めてチームワークが抜群であることです。何か問題があればすぐに皆で集まり検討するのが基本で、チーム全員でカバーして重症例の治療にあたっています。我々のモットーは、“Never give up!”。患者さんのために自分が何ができるか、自分を守るのではなく、患者さんを救うためにはリスクを恐れず、リスクを乗り越えるよう努力し、方法を考え、どんな合併症も必ず行った処置や治療の中に原因を求め改善していく姿勢で、日々自らで限界を作らず、限界を超えるよう、チーム一丸となって取り組んでいます。
皆さんも、臨床にどっぷりと浸かって自らの可能性を伸ばしてみませんか?

我々は一人でも多くの方の新鮮な意見と熱意を求めています。
上部消化管スタッフ一同、いつでも一緒に苦楽を共にし、前進していく仲間をお待ちしています。
気軽にお問い合わせください。

連絡先

589-8511 大阪府 大阪狭山市大野東377-2
近畿大学医学部外科学教室 上部消化管部門チーフ 安田 卓司
TEL:072-366-0221
FAX:072-367-7771
文責:安田卓司

このページの最上部へ戻る