一般の方へ 診療案内

ホームへ戻る

食道・胃・十二指腸

はじめに

近畿大学医学部附属病院の上部消化管外科グループでは主に食道癌と胃癌に対して術後の生活の質(Quality of Life)の良い適切な手術を心がけています。また、外科手術以外の治療法(内視鏡的粘膜切除、化学療法、放射線治療など)も積極的に行っています。

胸部食道がんの外科的治療では一般的な方法として開胸と開腹操作により、がんを含めて食道を切除し、同時にリンパ節を含む周囲の組織を切除(リンパ節郭清)します。さらに胃や小腸を利用して食物の通る新しい道を再建します。このような複雑で侵襲の大きな手術を行う必要がありますので、当科ではできるだけ胸腔鏡や腹腔鏡を利用することにより手術の切開を小さくし、術後の痛みが少なくなるように努めています。

頸部の食道がんでは食道とともに喉頭の切除を行い、小腸で再建するのが一般的です。喉頭を切除した場合、術前と同じ声で話をすることができなくなります。当科では手術前に放射線と抗がん剤による治療を行うことにより、喉頭を残して腫瘍の切除が可能となった場合には喉頭温存による手術も行っています。 これらの食道がん手術を一年間に約70人以上の患者さんに行っています。

胃がんの外科的治療では胃全摘、幽門側胃切除(およそ2/3?4/5の切除)などの 標準的な手術や早期胃癌に対しては幽門輪温存手術や局所切除なども積極的にとりいれています。胃がん手術は一年間に120人以上の患者さんに行っています。
がん以外の腫瘍や食道アカラシア、食道裂孔ヘルニアなどの手術も数多く行っています。

塩崎教授からのメッセージ

術後のQuality of Lifeを考慮した適切な治療を行うために最新の機器・手技を取り入れ、手術後の合併症を予防するたに医師や看護師が協力して日々の診療を行っています。

患者さまへのメッセージ

当院での食道癌診療に対するモットーについて
食道癌は消化器癌の中でも、胃癌や大腸癌などと比べ、悪性度が高く、癌の増殖能(大きくなる速さ)が高いとされています。そのため、できるだけ早く適切な治療を開始することが必要となります。当院では、初診時から1週間以内に各種検査を行い食道癌の進行度、患者さまの全身状態を把握し、次回受診時に個々の患者さまに最善と考えられる治療方針をご提示することを心がけています。

このページの最上部へ戻る