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肺・胸部

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はじめに

こんにちは、私達は肺癌をはじめ、胸部の悪性、良性の病気を専門に治療している近畿大学医学部附属病院外科呼吸器外科部門です。呼吸器外科部門で診察している疾患は、原発性肺癌・悪性胸膜中皮腫、転移性肺腫瘍などの肺・気管にできる悪性疾患と良性疾患、そして、胸腺腫・奇形種など縦隔にできる悪性・良性の縦隔腫瘍などです。

2011年の当科入院手術の総数

2011年1月から12月までの呼吸器外科関連の全手術数は214例でした。
原発性肺癌の手術治療は144例であり、その内訳は胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術が100例、標準的開胸手術が44例でありました。
転移性肺腫瘍手術数は22例、縦隔腫瘍手術数は17例でありました。
手術総数は例年通りですが、良性疾患の手術は関連病院で行うため胸部悪性疾患・腫瘍性疾患に対する手術が増加しています。

呼吸器外科部門手術実績
疾患 手術件数 ( )内は鏡視下手術件数
2008年 2009年 2010年 2011年
全例 192 230 212 214
原発性肺癌 105(87) 159(125) 131(121) 144(100)
転移性肺腫瘍 7(5) 18(14) 14(9) 22(15)
縦隔腫瘍 15(2) 13(3) 9(0) 17(3)
他の疾患 55 40 58 33
死亡・重篤な手術合併症 3 5 3 3

廣畑チーフからのメッセージ

全肺癌患者さんのうち最初から手術をおこなうのは約30%の方々ですが、根治的治療をめざせる唯一の治療法です。そのため近畿大学附属病院では、私達外科医のみではなく、腫瘍内科医や放射線治療医、脳外科医、看護師、呼吸器リハビリ、栄養士など多職種によるとチームを作り、さまざまな治療法を駆使して、患者さんの生活の質を落とさずに肺癌根治を望めるよう日々の診療に力を注いでいます。肺癌以外の胸部悪性腫瘍、肺・縦隔良性疾患においても病巣切除による再発のない根治治療を目指しています。

代表的疾患について

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