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大腸・小腸

概要

下部消化管グループでは大腸がん(結腸がん・直腸がん)に対する根治手術(癌を治す手術)を中心に、腸穿孔による腹膜炎・腸閉塞・虫垂炎などの緊急手術からいぼ痔(痔核)・あな痔(痔瘻)・きれ痔(裂肛)などの肛門疾患まで大腸外科全般にわたる診療を行っています。

特に大腸がんでは最新の診断技術を利用したがんの進行度に応じた適正な手術を心がけています。具体的には進行したがんに対しては拡大手術(根治性の向上を目指す手術)を行い、早期のがんに対しては機能温存手術(術後生活の質の向上を目指す手術)を行います。例えば進行した直腸がんに対する骨盤内臓全摘術と早期の直腸がんに対する排便機能温存手術です。

骨盤内臓全摘術は文字どおり骨盤腔内の臓器(直腸・膀胱・子宮)を切除し人工肛門と人工膀胱を造設する手術です。排便機能温存手術は下部(肛門に近い)直腸がんに対して肛門機能を温存する手術です。以前の下部直腸がんの手術では人工肛門になったり、‘排便回数の増加’や‘排便の我慢ができない’や‘便失禁’といった後遺症が高率にみられました。排便機能温存手術は自然肛門を温存し、さらに結腸のう(ふくろ)を作製することによりこれらの後遺症を軽減する手術法です。また肛門に及ぶがんでも、おしりからの操作により肛門機能を温存する手術を心がけています。

このように進行したがんに対しては癌根治を目指す手術を、早期のがんに対しては機能温存を目指す手術を念頭において治療戦略を考えています。また外来にて、人工肛門に対するストーマケアも指導しています。

主な疾患の手術症例数(2015年)は以下の通りです。

結腸がん
114例
直腸がん
57例
腹膜炎・腸閉塞・虫垂炎
60例
鼠径ヘルニア
28例
肛門疾患
4例
人工肛門造設・閉鎖
25例
小腸・骨盤・後腹膜・腹壁疾患
37例
炎症性腸疾患(結腸憩室症、潰瘍性大腸炎、クローン病)
15例
その他
19例
総手術件数
359例
代表
教授  奥野 清隆
准教授 肥田 仁一

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