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大腸・小腸

ごあいさつ

川村純一郎 主任教授下部消化管・内視鏡外科グループでは、大腸がん(結腸がん・直腸がん)に対する根治手術を中心に、腸管穿孔による腹膜炎・腸閉塞・虫垂炎などの緊急手術から、いぼ痔(痔核)・あな痔(痔瘻)・きれ痔(裂肛)などの肛門疾患まで、大腸外科全般にわたる診療を行っています。

大腸がん治療における、当科の特徴は以下の通りです。

  1. 外来にて速やかに術前検査を行い、早期に治療が開始できるよう努めています。
  2. それぞれの患者様の治療方針は、われわれ外科医に加え、消化器内科医、腫瘍内科医、放射線科医など各分野の専門医が集まったキャンサーボードにて検討しています。正確な診断のもと、エビデンスのある確実な治療(手術のみならず術前・術後の集学的治療)を中心に、患者様の希望にそった最良の治療方針を提案できるよう努めています。
  3. 手術は、結腸癌に対しては腹腔鏡下手術、直腸癌に対してはロボット支援下手術での低侵襲手術を標準としています。内視鏡外科学会技術認定医の高度な技術により、がんをしっかりと楽に治す治療を提供します。
  4. クリニカルパスの導入により、入院から手術、退院後の生活支援まで、多職種のスタッフが積極的に介入し、患者様の早期社会復帰を目指します。
  5. 未来の多くの患者様の治療に貢献できるよう、様々な研究も積極的に行っています。
  6. 次世代の医療を担う若手医師や学生の教育にも力を入れ、知識と技術を伝達します。
  7. 大腸がん治療のエキスパートであるベテラン外科医、働き盛りの中堅外科医、希望とやる気に満ちた若手外科医がバランスよく在籍する活気のあるチームで、多くの患者様が笑顔になれるようお手伝いします。

教授 川村 純一郎

2022年に当科が行った全手術症例数は371件でした。大腸がんに対する手術では、90%以上の症例を低侵襲手術(腹腔鏡下あるいはロボット支援下)にて行っています。

2021年 手術件数
合計 開腹 腹腔鏡(robot) 内視鏡手術率
結腸がん 147 15 132(うち9) 89.8%
直腸がん 60 4 56(38) 93.3%
人工肛門閉鎖 21 21 - -
肛門疾患 16 - - -
鼠径ヘルニア 34 - - -
副腎疾患 1 0 1 100%
肥満手術 1 0 1 100%
その他 91 - - -
総手術件数 371      

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