研究に関するお知らせ

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大腸癌肝転移に対する予後因子の解析:多施設共同後ろ向き観察研究に関するお知らせ

はじめに

近畿大学病院 外科では、以下の臨床研究を実施しています。ここにご説明するのは、過去の診療情報や検査データ等を振り返り解析する「多施設共同後ろ向き観察研究」という臨床研究で、近畿大学医学部倫理委員会の承認を得て行うものです。すでに存在する情報を利用させて頂く研究ですので、対象となる患者さんに新たな検査や費用のご負担をお願いするものではありません。また、対象となる方が特定できないよう、個人情報の保護には十分な注意を払います。

この研究の対象に該当すると思われた方で、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合やご質問がある場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

研究課題名

大腸癌肝転移に対する予後因子の解析:多施設共同後ろ向き観察研究

共同研究責任者

和歌山県立医科大学第2外科学講座 講師 上野昌樹

研究の目的

大腸癌肝転移症例の臨床データを用いて、治療内容、およびそれらの治療効果・安全性について調査を行い、多施設共同で予後因子の解析を行います。

研究の概要

対象となる患者さん
2005年1月から2019年8月までの期間中に、大腸癌肝転移で肝切除手術を受けた方
利用させて頂く情報
この研究で利用させて頂くデータは、診療録より患者背景、大腸癌肝転移の臨床病理学的背景、肝切除治療の実施内容、治療効果、有害事象に関する情報です。
方法
肝切除による無増悪生存期間・全生存期間・有害事象発生率を解析します。またこれらの結果に基づき予後因子の抽出を行います。なお、本研究は多施設共同にて行われます(中央研究機関;和歌山県立医科大学第2外科、参加施設;大阪大学・大阪市立大学・大阪医科大学・関西医科大学・近畿大学・奈良県立医科大学・滋賀医科大学・京都府立医科大学)。

個人情報の取扱い

利用する情報からは、患者さんを特定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されることがありますが、その際も患者さんの個人情報が公表されることはありません。尚、本研究で利用した情報は、将来の研究において2次利用する可能性があります。その際は、再度、倫理委員会の承認を受け実施しますが、今後の研究において取得された情報の利用を望まれない場合も、ご連絡ください。

ご自身の情報が利用されることを望まない場合

臨床研究は医学の進歩に欠かせない学術活動ですが、患者さんには、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合、これを拒否する権利があります。その場合は、下記までご連絡ください。研究対象から除外させて頂きます。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。

問い合わせ先

大阪狭山市大野東377-2
近畿大学病院 外科 担当医師 中居卓也
TEL:072-366-0221 FAX:072-367-7771
E-mail:t-nakai@med.kindai.ac.jp

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