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小児外科筋肥厚性幽門狭窄症/胃食道逆流症

メッケル憩室/大腸ポリープ

血便とは便に血が混じるものをさしますが、その性状によっても赤い血液が便の表面に付着するもの、比較的赤い血液が便と混じり合っているもの、イチゴゼリー状のもの、黒いタール状のもの、など様々な種類があります。また血液の量も病気によって違ってきます。お子様で最も多い血便は、便秘のために便が硬くなり、肛門粘膜が切れて出血する場合です。この場合には排便時痛、便秘症状があります。

生後1歳頃に多い病気では腸重積があります。この場合は間欠的な腹痛とイチゴゼリー状の血便が特徴的です(腸重積の項目参照)。その他外科的なものとして若年性ポリープがあります。

赤い血が便に混じって、排便ごとにみられます。ポリープを疑う場合には肛門からバリウムを入れて検査を行います(注腸造影検査)。ポリープが見つかれば、通常内視鏡で切除致します。このポリープは基本的には良性のものです。

大量の血便をみる場合にはメッケル憩室を疑います。メッケル憩室とは胎児期の臍と腸との繋がりの名残(通常は生まれるときには無くなっています)で、この部分に胃の粘膜がある場合に出血を来します。診断は放射性同位元素を用いたシンチグラムという検査で行います。診断がつけば、治療は腹腔鏡下にメッケル憩室を切除致します。

便が悪臭を伴って黒い場合には、胃十二指腸からの出血を疑います。代表的なものに胃十二指腸潰瘍があります。別の項目で書きました胃食道逆流症による逆流性食道炎でも同様の所見をみることがあります。診断は内視鏡(胃カメラ)で行います。診断がつけばお薬による内科的治療を行います。

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