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小児外科腸重積

腸重積

腸が肛門側の腸の中に入り込んでいく病気です。1才前後のお子様に多くみられる病気です。症状としては突然に不機嫌になり、しばらくすると放心状態になる、これを繰り返します。

便はイチゴゼリー状と称されるような血便がみられることが特徴です。これを放置しますと、入り込んだ腸に血液が流れないために、腸が腐ってしまって穴が開いたりすることがあります(腹膜炎をおこします)。このため早期に診断、治療を行うことが必要です。

診断方法としては超音波検査が最も一般的です。この検査で腸重積症が疑われれば、注腸造影検査(高圧浣腸法)を行い、これで治療します。これは肛門からガストログラフィンというレントゲンに写る薬を大腸の中に入れていき、入り込んだ腸を元に押し戻すという治療法です。この方法で80%程度のお子様は良くなります。

しかしこの方法でも戻らないという場合には、緊急手術が必要となります。腸重積症は1才前後のお子様では、その前に風邪を引いていたり、腸炎があったり、という原因で腸のリンパ節が腫れて起こる場合がほとんどですが、中には腸にポリープなどの病気があって、そのために何回も腸重積を繰り返すという場合があります。

特に3才以上のお子様で繰り返し腸重積症が起こる場合には、原因をつきとめる必要があります。私たちの施設では悪性リンパ腫、腸管重複症、メッケル憩室、小腸ポリープなどの病気がみつかっています。

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